症状
Amazon RDSではCloud Watchにスロークエリのログを出力することができる。
原因は分からないが、このスロークエリのログが出力されなくなってしまう場合がある。スロークエリが正常に出力されているかどうかは、以下のSQLを実行して確認できる。
select sleep(5);
*sleep()に指定する時間(上記では5)はパラメータグループのlong_query_time
に指定している値以上を指定する。
以下のようにCloud Watch上で表示されれば正常に動作している。しばらく待っても表示されなければ、スロークエリの出力が停止してしまっている。
解決方法
パラメータグループの
slow_query_log
の値を一度0
に変更する。
*dynamicパラメータなので、変更してもデータベースの再起動は発生しない。データベースのステータスが
変更中
になり、利用可能
になるまで待つ。パラメータグループの
slow_query_log
の値を1
に戻す。データベースのステータスが
変更中
になり、利用可能
になるまで待つ。select sleep(5);
を実行し、Cloud Watchにスロークエリのログが出力されることを確認する。