概要
アプリ内に任意のファイルを埋め込んでおき、プログラムからそのファイルにアクセスして利用する。
ファイルの追加
Xcodeプロジェクト内にファイルを追加する。以下ではテキストファイルsample.txt
を追加している。
ファイルを追加すると、自動的にプロジェクト設定のBuild Phases
内のCopy Bundle Resources
に追加されている。
ビルドしたアプリのパッケージ内容を表示して、ファイルがコピーされていることを確認。
プログラムからアクセス
- (void)test { NSString* filePath = [[NSBundle mainBundle] pathForResource:@"sample" ofType:@"txt"]; NSLog(@"filePath=%@", filePath); NSString* fileText = [NSString stringWithContentsOfFile:filePath encoding:NSUTF8StringEncoding error:nil]; NSLog(@"fileText=%@", fileText); }
実行結果
2020-04-22 21:57:41.726661+0900 EmbedFileSample[10929:2028561] filePath=/private/var/containers/Bundle/Application/83611BD6-C136-477C-A4F7-D229F17EB2EA/EmbedFileSample.app/sample.txt 2020-04-22 21:57:41.727121+0900 EmbedFileSample[10929:2028561] fileText=This is a sample file.